7時20分から朝食を採る。前後で事務所取材記事校正して朝ドラ見てからチェックアウトする。
神田から虎ノ門まで地下鉄で向う。8時45分に虎ノ門の弁護士事務所に訪問する。いつもお世話になっているが、事務所を訪問するのは今回が初めてである。
9時から法務省交渉プロジェクトチームの打合せ。来月には私も法務省に出向くことになる。
9時から10時20分まで打合せてから、日比谷公会堂での東京税理士会のグループ法人課税の研修に参加したが途中からだし比較的初歩的内容であったので、12時終了の前の11時45分に中座して書店に向う。
霞ヶ関から銀座乗換えで京橋下車で八重洲ブックセンターに向う。12冊目の出版以後初めての訪問である。こんなことも珍しい。2階に上がると、出版以降一ヶ月半ほど経っていることもあってフェイスで並列陳列ではあるものの薄い。
仕方なく、戻る格好になるが丸善日本橋に向った。ここも出版以後初めての訪問だったが、何とエンド陳列もあって驚いた!嬉しくなってしまった!
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もう、新幹線の予約ギリギリの時間となって、改札に入ってからカツサンドを買って12時50分のいつもの座席に座る。夜は懇親会だから余り食べる必要はないと考えた。
新幹線の中で書いた原稿は、来月の講演チラシに余白に入れる表のイメージ図と解説文である。
名古屋講演は随分久しぶりである。新幹線の遅れなどがあるといけないので2時間前には到着するようにして、まず最初に向ったのは駅前のビルジングの中にあるUFJで、講演会場での書籍販売のためのつり銭の用意である。不慣れなため右往左往する。
続いて、同じく書籍販売用の領収書を買うために他の書店を3軒見回る。ジュンク堂では何と在庫なし!先週には3冊あったので売り切れてしまったことになる。本当か?と疑う。
JR高島屋11階は、2冊が並べて陳列されているが、テルミナ地下店では数冊を間に挟んでの陳列で力がない。9月末に駅前ビルの立て直し工事のため閉店するため、もうじき閉店だから仕方がないかも。この隣のオリンピアで閉店セールで半額とかいう領収書を買う。しかし後から考えると本当に半額だったか?今、疑問に思う。
重い荷物を引きながら駅前をウロウロするのは大変である。都地下街から地上に出たところの会議室が講演会場で1時間半前に到着し、会場を下見する。たしかにこれでは少々狭いかもしれない。しかし、30人位と言われていたがもう少し少なくなるのが常だろうから丁度よくなるかも。
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数軒手前の喫茶コメダに入り、今日はよく歩いた。歩き疲れて甘い物が食べたくなったが、講演前だし、懇親会もあるので我慢する。
ここで、かったばかりの領収書に受領者の住所と氏名を何十枚も書く作業は、大変なサイン会のようだ。そうこうしていると主催者の幹部の方から確認するかのように電話が掛かってきて「上司が講演会終了後に夕食をご一緒にと申しております」とのことで、先回同様、毎回のことだから予定していたので快諾した。
ここの喫茶店は分煙になっていないので驚いた。だから本当は講演直前に行く積りだったが逃げるようにして30分前に出た。担当者が書籍を積んでいてくれた。そこに不足部分を積み増ししてつり銭などをお渡しする。
結局は、会場が狭くなるほど、予想に反して30名以上の37~38名だろうか集まって頂き嬉しい限りである。しかし、何故か表情の硬い方が多い。金融機関の方が多いということだが、そのサラリーマン体質が出ているのだろうか?
このような、硬い表情はこちらを威嚇するものである。自然とこちらも硬くなる。出だしが上手くないな~と思いつつ始まる。
それでも何とか予定通りの8時25分に終えて名刺交換や書籍販売の清算をする。大幅に売れ残った本を持ち帰るのは物理的にも心理的にも重いものだ。
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懇親会に招待されていたので、講演後片付けならが待っていたが、荷物の搬出を手伝ってもらって「お疲れ様でした~」と送り出されてしまったので、「おや?」・・・
恥をかかせてはいけないと思い、送り出されるまま岐路に就く。首をかしげつつ「私の聞き間違いだったのだろうか?」と数時間前の電話を思い出しながら名古屋駅に徒歩で向いつつ、考えた。
それでも、やっぱり電話をくれた方には、私が間違っているといけないし、相手のことも考えて確認だけは取っておかなければならないと思うに至り、電話を頂いた番号に折り返した。
しかし、既に帰宅されたとのこと。こちらも既にJRの改札をくぐった。電話を切ったその直後に電話が鳴った。何かの行き違いがあったのだが、問題は対処の仕方だ。
自分だったら、こんな時、どうするか?と想定して訓練の場とした。
このような「表面に上がってこないクレーム」が大切なのだろうと、自分の至らないところに思いを馳せる。何故なら、「ああ、いいよ、いいよ」と言葉の上では終わったように見えるし聞こえるからだ。ああ反省だ。よき反省の場を与えて頂いた。
「笑い方 返事の仕方でその人の品性がわかります」と私の部屋のボードに貼ってあるが。今日、私は思った。「返事」とは通常の返事だけではない。「返す事」なのだ。「対応」なのだ。すなわち「返して行う事」全てに通じるのだと。
電車の中でもずっと考えていた。自分ならどうするか。相手はどう思うのか?それを味わうように反芻して他山の石とした。少なくとも相手は、軽く思われているな~を直感する。これがお客様のクレームの大きい所である。気に掛けて貰っている・・・これを求めているのである。
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地元駅に着く頃にはまとめ終えていた。講演の後のビールは格別だ。それが暫くお預けになったので、自らクールダウンしなければならない。夕食もこれからだ。家には手間を掛けるので何も連絡していない。ここまで来たら、1人で味わうことの方を選択したい。講演後に接待を受けるのは、格別である。これは正直なところである。その気持ちが嬉しいし、そこで感想・・・勿論、お褒めの言葉を受けるのが何よりのご馳走である。正に全身全霊を投じて講演をした後なので、それが次の活力になる。
幸い、飲んでいないので、駅から車で帰ることができる。店に寄って自由時間を半時ほど物色して過ごし、コンビニで摘みを買って帰宅する。これらの行動も、一人でクールダウンするときの、ご褒美である。自ら労を労うのである。
シャワーもそこそこに、自室で1人祝杯を上げつつ、ビデオ整理のための再生をしつつ、郵便物などをチェックしつつ、荷物を片付けつつ・・・と1週間も留守をしていると整理すべきことは山のようにある。
ヤフーオークションで落札した大型の荷物も3つ到着してあって、ビニールまきのミイラが3体、大きな棺が並んでいるかのようだ。
摘みが夕食代わりで、ビールが切れていたことを失念していてコンビニでも買わなかったので、お気に入りのオールフリーのノンアルコールでビールの代わりに講演後の我慢し続けた喉を潤し、続いて酔うために今夜は最後に残ったワインも開ける。酔いが直ぐ回るのも講演後の特徴だろう。そうすると、片付け作業は捗らない。それでもいい。自分を労うためだからだ。ビデオを見つつ呆然と過ごす芳醇な時である。
しかし、同時に講演の反省も始まっている。飽くなき追求である。夜の講演を終えてから帰宅夕食飲酒だから当然に時間も遅い。出張期間中はこのようなパターンになり易い。こんな時は勿論、翌朝は3時56分には起きれない。むしろ寝る時間がこれに近くなる。2時頃かに就寝する。