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著作権対応返信+メルマガ作成+雑誌内容検証+講演質問検証

午前1時45分起床する。3時56分起きの予定を時計を見間違えたこともあって、しかしすっきり起きれたので、そのまま仕事に当たる。

精妙な朝の気を得たこともあって、この機に先日の著作権侵害の対応をして頂けたことへの返信を書くことを決した

放置しても問題ないし、訪ねてきてくれた総括部長さんのアドレスの入力も面倒な作業で、目を細めて入力する。

1時間半ほど掛かったであろうか・・・4時過ぎに送信する。
筆者からも直接に詫び状が届いていたが、こちらは名刺もなく、アドレスも判らない。というのも、9月末をもって退職され独立準備中という。手紙を書くとこれまた、大変な手間ということになる。やらなければならない事が山積放置で、これ以上時間を取られたくない。

しかし、さらには、昨日発売の『税経通信』11月号での掲載原稿での著作権侵害疑惑が濃厚に残っており、これに関しては、出版社から依頼を受けているので、これまた時間を要してしまうも、行わなければならない。

さて、返信には、まずは、一ヶ月の間、数年前に起きたことを、再び繰り返すやも知れない憂鬱に悩んでいたが、一連の素早い善処のお陰で、悶々とした一ヶ月間の動揺を漸くのこと、抑えることが出来たことを伝えた。

続いて、以下の要旨を書いた。

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剽窃(ひょうせつ)の問題は、かつて東大教授でも教授の地位を追われて、学会から永久追放になるというほど、ものを書く者にとって重大なことで、大学教育の卒論を書くに当たって、真っ先に教えられる、マナーであるにも拘わらず、残念ながら本来、法律家たる税理士・会計士の世界でも意外なほど軽視されてきた。

特に著作隣接権である出版権は、出版社への泣き寝入りが強いられ、講演で、その著書のことが語られるのに、著書の主要部分のコピーをレジュメとして使用したり・・・が
法律家の本山であるべき税理士会の例会でも散見されたりもしている。

さらには、実務書の多くが、本来注記すべきながら、最低限未満の参考図書として掲載することもなく、自説として語られることの多い現状は危うさを秘めている。

コンピュータソフトのコピーが事務所内であっても違法であるように、書籍のコピーが事務所内で横行するところから、既に教育が欠かせないことであろうと考えている。

所内研修で、ある書籍の内容の研修をするに当たって、必要部数をテキストとして購入し、使う、そのことから著作権の教育が始まると信じている。それは、マイクロソフトのソフトを使用人数分購入するのと同様と考える。

著作内容の講演をする時には本来、書籍のテキスト使用が前提となることの理解が不足しているようだ。

そもそも、決算書や申告書の作成業務は、必ず違うモノが出来上がるという仕事であるのに対し原稿執筆は、放置すれば、剽窃が起こる土壌がある。

すなわち、その方が、多忙な他の実務執行の合間執筆するに当たって、短時間で、より上手に書けて、その上に上司から褒められる。

上司もそれを確認することは困難なため、他のコンプライアンス上の問題同様、いやそれ以上に事務所の永年の信頼を揺るがすほどの隠れた問題となっていることを理解しなければならない。

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4時15分までに送信し、続いてメルマガ作成する。メルマガのテーマは、その時折の一番関心事となると、先の問題となる。これまでの号もそうだった。それが自然にパワーが出る。

6時半に書き終え、朝刊チェックをすると「ヒトの心は脳に還元できるか」とのテーマにした講演会が目に入り思わず申し込む。
今日はもう4時間半の仕事をしたことになる。休憩して8時になったので朝食に向う。

朝ドラ見てから、昨日の続きで講演構想を始める。その前に、先述したように昨日発売の『税経通信』11月号の検証をすることにする。

これを終えてから、最近のドタバタで乱れた体制を整えるために、経営計画の見直しである。

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予想通り、検証作業は時間を要した。体調不良の妻に代わって受験生の長男が、昼食として焼ソバを作ってくれた。私は皿洗い位のものである。

せめてものことで、夕食の煩わしさを慮って、気がねなく行ける近くの店に外食でも・・・と誘っておいたが、連日、家族の予定がバラバラで行けずにいる。しかし家族一緒にという以上に妻の負担を減らすために、欠員が生じても行くのもいいだろうと後で考える。

食後、昨夜検索をして、勧めておいた漢方薬の「命の母」を買ってきてと頼まれたため、酒屋・銀行・薬局と回って買い物などをしてくる。
それでも結果的には入力間違いがあってと、スペルの間違い探しに、再び目を凝らして・・・決してeメールだからと言って、簡単ではない。

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戻って、仮眠を挟んで、先の検証の続きを行う。すると、先の単行本での責任は監修者によってなされた感があったが、雑誌においては、単独執筆であることから、その責任が果たされていないことが浮き上がってきていた。

いつ自分が加害者の立場になるか分からないものである。こういうときに被害者はどのような心理経過を経て結論に至るのか・・・自分への観察でもある。そして自分が加害者ならどうするを考える。

その点、単行本に関する監修者の責任の取り方は見事であった。ベストの対応であったし、私にそれが出来るかと問われると疑問が持たれるほどであった。

ブログを書くのは、その思考のためでもある。昨日の安藤忠雄の「人生に必要なのは読み書きソロバンのみ」を思い出す。

『読むといううことは、哲学するということですわね。書くというゆうことは、書きながら記憶し発展していかないかん。ソロバンというのはお金の計算じゃない。人生を計画する。子供は自然の摂理として親より長く生きる。ならば子供に自立させて、自分で生きていけるようにするのが親の責任・・・』

私のソロバンに対する理解は少々異なるが、まあ、それはいいとして、「書く」とこで留め咀嚼し自分のものにしてゆくというのは相通ずる。

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ほぼ1日掛かって「検証」が続いた。これだけでも多大な時間の損失である。出版社へのメールを書き、下書きに保存する。いわゆる冷静になるための「寝かせ」である。
この間は、加害者にとってもラストチャンスとなる時間でもあろう。だから、通常と異なり、同時並行的にブログを書いている。

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検証を終えてから、前回の東京講演で出た質問について検討を重ねた。その結果、当初返事したものと、異なることになった。執筆時点の資料を見直したのだ。

しかし、質問をして頂いた先生の名前が分らないので、返信が出来ないのが残念だ。講演後に質問された最初の方で、最前列に座っていらっしゃった先生だ。もし、このブログを読んでいらっしゃったら、ご連絡頂ければ幸いです。

いずれにしても、こうしてレベルアップして行くことが大切である。

入浴時の髭剃りの最中に耳の根元を少し切ってしまった。10時頃就寝する。


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2010年10月11日 04:56に投稿されたエントリーのページです。

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