今日は、子供が生まれてから初めての夫婦だけの一泊旅行である。大学生と高校生の子供は留守番である。9時半過ぎに出発して、途中、高鷲付近で少々渋滞に出会ったが、まあまあ順調に2,800円の道程の高速を土曜割引で1,000円で北に進む。
高速を降りて、「道の駅」で暫しの休憩をして、大根を見ると地元の半値ほどの100円で安いことに驚く。明日の朝市で買わなければ、帰りにここに立ち寄ろうなどを妻と話した。
正午過ぎに、高山有数の旅館である「本陣平野屋」の別館である「花兆庵」に車を預けて、まず昼食で、飛騨高山中華そばの鍛冶端で昔ながらの690円の一番安い注文をする。
次男が学校の遠足で訪れた折に食した感想から、高山ラーメンそのものが、さして美味しいものではないことを確認するかのような味であった。
むしろ興味は、向えに同様の店があるがこちらは閑古鳥が鳴いていて商売のやり方の違いが、これほどの差になっていることに感心した。
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町の案内図も全く調べることもなくフラリと来たのだが、人の流れから偶然に、最も小京都に相応しい古い町並みを発見してここを散策する。
14時にチェックインすると、出迎えの大太鼓を鳴らしてくれる。これに驚く妻を見たかったので黙っていたのだ。
最上階の6階、和室12畳は、まあまあの部屋だ。抹茶の接待を受けてから暫し休憩してから、私だけ温泉に行く。妻は風邪で待機する。
高山市内だから、循環濾過方式・沸かし直しの平凡な温泉だが、4時ごろとあって貸切状態でノンビリ入る。
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5時からマッサージを依頼していたので、部屋係が布団を敷きにきてくれた。そしてマッサージを40分、夫婦で受けた。妻は数年ぶりぐらいに受けたのだが、風邪の中、揉むことの躊躇はあった。
夕食は一番早く6時から2階の個室料亭「曙」で会席料理を頂く。ひだ牛ステーキのあるコースである。部屋に戻って暫くTV見つつも、メールチェックなどしながら妻と会話し、その後、ビールとポテトの摘みを1階の売店で購入して、1人で飲んでから就寝する。10時半頃だったろうか。