前夜、午前様で帰宅したため、7時40分の起床でスタートした。録画整理しつつ『ためしてガッテン』で不元気の原因である「LOH症候群」を鑑賞した。男性ホルモンであるテストステロンの不足が悪循環を招き自殺に至る「鬱病」を発生させることを理解した。
LOH症候群チェックシート
近年、男性ホルモンが極端に減ると、「性機能」だけでなく、「認知機能」や様々な「身体機能」が低下し、鬱ばかりでなく、メタボ、骨折、生活習慣病のリスクが高くなることがわかってきたという。
番組のHPからチェックシートでチェックすると、私は極めて元気であった。つまり男性ホルモンがたっぷり?
ところで、男性ホルモンの効果的製造に役立つのは、なるべく生に近い状態で玉葱を食することだとする。
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仙台出張のための東北新幹線予約を取る。丁度、その日に東北新幹線が青森まで延長されるためでしかも土曜なので満席に近かった。もう少し遅いと大変なことだった。
『ガイヤの夜明け』では、マレーシアの「エアアジア」が羽田間5,000円のキャンペーンをし、長期ビザでマレーシアとの行き来が容易になるなど、今まで国内・国際線との知らない内の頭の中の線引きに気が付かされ、改めてボーダレスであることを自覚する。
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『カンブリア宮殿』では、渋谷109のトップストアーであるギャルファッションのセシルマクビーの販売戦略を学ぶ。何と経営者は、おじさんで全くファッションのことは判らない。分らないからこそ、分る社員に任せるし、販売員も元お客様だった人が採用されていたりして、適材適所を占めている。
そして、経営者は何をしているか?というと、数字のチェックである。さもあろう!と膝を打つ!恐らく、経営の必要性からの大方針を下し、それに適合する現場の仕入れと売りは若い人達が行うのである。
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途中、サッカーJリーグの今年の優勝に名古屋グランパスが、初優勝を飾った知らせが入ってくる。まあ、余り私に関係がないものの、嬉しいことではある。地元のFC岐阜はまだJ2か何かで低迷中である。
昨日は、中日ドラゴンズの優勝パレードが名古屋で行われたと聞く。サッカーよりは馴染みがあるも、私の頭は依然、大昔のまま「4番矢沢・・・」程度で、中日新聞を配達していたから・・・というファンでしかない。
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夕食後、再放送の『坂の上の雲』の第一回『少年の国』を鑑賞する。毎回の、特に初回のプロローグのナレーションは、痛々しい程に感じる。そして、「少年の国」とはよくぞ付けたタイトルだと感じ入る。
初回のナレーションの冒頭はこうだ・・・『まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている。小さなと言えば明治初年の日本ほど小さな国はなったであろう。産業と言えば農業しかなく、人材と言えば300年の間、読書階級であった旧士族しかなかった。明治維新によって日本人は初めて近代的な「国家」というものを持った。誰もが「国民」になった。不慣れながら「国民」になった日本人たちは日本史上の最初の体験者として、その新鮮さに高揚した。この痛々しいまでの高揚が分らなければ、この段階の歴史は分らない。社会のどういう階層のどういう家の子でも、ある一定の資格を取るための記憶力と根気さえあれば、博士でも、官吏にも、軍人にも教師でもなれる。この時代の明るさは、こういう楽天主義からきている。今から思えば実に滑稽なことだ。米と絹しか主要産業のないこの国家の連中はヨーロッパ先進国と同じ海軍を持とうとした。陸軍も同様である。体制の成り立つはずがない。が、ともかくも近代国家を造り上げようというのが、もともと維新成立の大目的であったし、維新後の新国民の少年のような希望であった。』
しかし、考えてみれば、現代もその状況は同じである。むしろ、当時より恵まれている。違うのは、当時は、封建社会からの解放で、その開かれた社会をチャンスだと感謝していたのに対して、今は、当然の自由の世界から、その環境に感謝できないだけであろう。
鑑賞しつつ、12月のホテルを変更する。思案の末、お値打ちプランを見出したので先月のリニューアルで上質ホテルを目指している国内系ホテルの一つであるキャピトルホテルにする。