昨夜の午前様を受けて今朝は7時起床で、昨夜最後の名刺も切れてしまっていたので、ネットで名刺の特急仕上げの店を探したがどれも間に合わない。さあ、どうするか!?
そこで考えたのが、チラシから名刺を作る方法である。講師紹介の部分を名刺の正面になるように折り紙するのである。これは講演の案内も出来るので一石二鳥である。
チラシで作った名刺!ピンチはチャンス
人間は追い詰められると知恵が湧くものだ。だからこそ、この知恵でこれまでも難局をクリアし、さらに危機到来以前より品質が良くなったことも数多い。その極めつけが・・・
わざとその窮地に自ら追い込む方法で「ゴルゴ法」と私は名付けている。
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ご承知の通り、ゴルゴ13は完全無比、論理的かつ合理的に仕事をこなす。ただ、それだけに相手も論理的かつ合理的にゴルゴの手を読むことが可能となる。例えば、利き手である右手を握手に差し出さないは極めて論理的かつ合理的であるからこそ、相手は左手を出してくるあるいは、手を出してこないと推論が成り立つので、そこからゴルゴの動きが読まれることになる。
ある依頼遂行の折に、ゴルゴはこれに嵌められることになる。成す事すべてが読まれる訳である。これに対してゴルゴの取った対策は、別の人間に、ゴルゴが仕事をする場所において、ゴルゴが予想のつかない様々な仕掛け(爆弾など)を次々と起こさせるように依頼する。すなわち、自ら想定外を創出させるのである。
その難局を瞬間瞬間に回避することは、ゴルゴがその瞬間に永年の経験と勘で咄嗟に生じるものだから、相手は二重に読み解くことは困難となり、ゴルゴは行動を読まれなくなり、本来の任務を果たしたという物語である。
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研修会場に到着して、早速、その名刺で挨拶が始まる。効果てき面である。今夜の懇親会の参加メンバーがロビーに掲示されていたので、まだ名刺交換していないため名刺の必要枚数をカウントする。
夜までに、文字通りの内職で、「折り紙名刺」を折る。
最後の席替えで、意中の人の隣に狙って座った。賭けてみようと思ったのだ。自分の勘に!
この方は、私が初日の全体スピーチの中で皆に向って扇型に視線を“配賦”しながら話す中で、その方の視線が一番輝いていた方だった。
それを感じた私は、この3日間に偶然、同じ席に会えればそれでよし!会えなければ最後の席替えで同じ席を目指せ!と考えて自分で縁を作ることを志した。
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隣の席となってお話してみると、やはり「違うオーラ」の持ち主だった。何がそうさせるのか?を考えて学ぶべきものがないかを吸収する。その中で、気が付いたことに爪があった。女性だから当然だろうが、決して派手でなく美しい仕草と相俟って、自分の振りも振り返ることにした。
3日間全体を通して、セミナーの進行方法も参考になった。これはHPの作成要領にも通じることであったし、講演のノウハウにもつながっていた。
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6時に終えて懇親会は隣の高層ビルの地下のレストランで行われる。まだ、名刺交換をしていない数人を中心にお話をして、マッサージの時間に間に合うように中座した。西新宿から東京で乗換えて向う。
16日に受けたマッサージが余りに気持ちが良く、また翌日に揉み返しも無かったため、前回の施術者の名前をききHiさんと判明したので、非常に久しぶりに指名して受診する。
Hiさんは、今夜は早上がりだったが、たまたまほかのお客様もあったため、実質遅番となって受け入れてくれた。だから、わたしもなるべく早くと心がけ予約の8時半より15分早く到着した。
4日間の東京等の出張を終えると、新幹線の終電10時に乗って、早速、お礼メールを書けるだけ・・・と言っても2~3通しか書けないものだ。まずは、途中、会場にパンフを持ってきてくれた方に2社に書く。
0時半過ぎに帰宅し、妻に東京を出る折に、「風呂は落としておいて」と言った通り、明日は休日ということもあったので、入浴せず、一目散に就寝する。