4時起床で、MLの中で講演会の告知を・・と案内されたのに甘えて1月21日の案内をさせて頂いた。すると驚いたことに見田村先生が率先して参加されたを契機に次々と申し込んで頂くことになりさらに驚いた。やはり影響力のある方の推薦は影響が大きいものだと実感する。
今年最後の短大講義では、「6%・・・」の講演で御馴染みの「ハートの玉子焼き」を実演して見せた。主婦が多いこのクラスには最適な内容である。
その後、決算訪問で中央線で向った。イラク人の顧客が多いこの会社の特徴を活かす戦略を“ナインドッド”で社長に示唆してあげた。
帰りの電車の中で、相続の本の新しいアイデアを思いついた。
私の講演をはるばる東京まで聞きにきてくれた20数社のグループ企業の株主からの相談を受けるため、名古屋駅前のマリオットホテル15階の喫茶でお会いすることになった。
東京出張中に事務所に電話があったが、急ぎ相談したいとのことで、返事の電話を東京からするが、常に話中であった。
1日中、2日間に掛けて同じ状態だったので、恐らくこちらの番号が非通知だからだろうと考え、ホテルメッツの前にある改札横の公衆電話を見付けて、電話したのだった。
講演や講義が多いので、携帯が鳴っては困るから非通知でしか掛けないでである。
ところが、東京から相手の携帯電話に掛けると、小銭があっという間になくなり、満足に話ができない。2度、小銭を作り100円玉を入れて通話して、とりあえず、無理矢理に最短時間で相談日時を決めたのが先週金曜だった。
そして、出張から戻って事務所の電話から先週土曜に場所を指定することで、何とかお会いすることになった。
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この15階のホテルのラウンジには思い出がある。昨年なくなった東京の先生とお客様の事業承継対策としての1億円の保険料を巡って打ち合わせをした場所であった。
さて、某株主との打ち合わせは、その方の心理的には急ぐものではあったが、事態としての緊急性は取り敢えず、これからの原稿締め切りと確定申告の季節のため、これに集中しなければならない。
このため20数社の関係を分析する時間が取れないのである。まとめて総合的に見なければならないのはまとまった時間が必要だ。当事者は何十年も掛けて実感している資本関係も、初めて見る立場では容易ではないのだ。
とは言え、この株主が年寄りではないにしても、急遽相続が発生すると大変なことになる。相続人は相続放棄をした方が良いことになってしまう。そういう意味では、急がなければならない。
2時間半余り関係を伺ったり次回相談日などを決める。
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帰宅すると、従業員持株会の4刷を決定するメールが届いていた。早々に誤植などの修正を出さなければならない。しかし年末までに購入する家電検討もあるため、夕食後にまたもヤマダ電機に通う。
『プロフェッショナル』ではボクシングで前回最終ラウンド終了直前10秒に一瞬の隙を疲れてKO負けした絶対王者の長谷川穂積選手の復活ドキュメントである。
ほぼ同様の内容を『情熱大陸』で見ていたので特別な感銘を新たに受けるものではなかったが、常人には出来ない努力を画像でみることの安直性に、誤解を生じ易い。
自分にとってそれは何か?を問うとき、孤独に耐えてホテルで執筆に喘ぐことだと自覚する。それがプロフェッショナルということになろう。私にとって。