午前2時に起床して、おお!そう言えばとBS1を見るとサッカーアジアカップの日本対オーストラリアの決勝戦を放送していた。延長の前半だった。
このまま、見ていると決勝点を入れる瞬間を見ることができた!「やった!」を叫ぶ。そして歓喜の優勝の瞬間も、同じ言葉を叫んでいた。
それから1時間、優勝式のセレモニーの中で、アナウンサーや解説者が話す言葉に、自分にダブらせるものを得ることが出来た。その言葉は・・・
「大会を通じて造り上げてきたこと」だった。万全の準備で臨んだのではなく、様々な困難があった中で、大会に向けて、大会があったからこそ、纏め上げてきた・・・それが、なければ何も結集しなかった。それは、私の昨日の準備作業を想起させたからだった。
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外は吹雪だ。読書開始す。ホテルの中といえども、足が冷たくなり、浴槽にお湯を張り足湯しながらの読書となる。
BSで偶然、BGM的に流れていた「世界豪華客船の旅」を見て優雅と思いつつ、いつか行きたい気持ちは帰って失せていた。船内の豪華私設を味わうよりも、部屋に篭って読書が楽しみだからでもある。
「BS朝日」のチャンネルは初めてだが、こちらでは全盲の演歌歌手の清水博正氏のドキュメントを見た。彼が如何に見出されて行くか、その軌跡は平凡から非凡を見出して注入してゆく、彼自身と周りの勇気と愛だと感じた。それは私にも通じる。
また、ある番組で、甲子園のグランド整備は25cmも耕耘機のようなトラクターで耕して優しい土を作っていることを知って驚きもする。私が知っている普通のグランドは凝り固まった土であったが、それとは明らかに違うとは思っていた土はこうして作られていることを知った驚きだった。
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これは教育テレビだが、『NHK短歌』をこれまた初めて見てしまった。それはチェンネルジャグリングの途中の瞬間に気に停まった偶然だが「九音六音はリズムが響くから漢字4文字の間に「の」を入れる」との評者の米川女史の言葉であった。
この頃だったろうか、音と講演と音楽と執筆とがからんできていたと心のアンテナが射し示してきたように感ずる。(2月20日記)。
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ホテルの朝食では、珍しく卵ごはんを食して堪能できた。私の記憶は、幼稚園の頃に名古屋の中区で住んでいたアパートのちゃぶ台を想起させる。決して豊かではない生活で生母の笑みと暖かさを思い出させる。きっと、いくつになってもそうなのだろう。
この思いが大切だと思うから、今の我が子と母親との触れ合いがきっと大切な想い出になって一生を支えると思うからこそ、それを支えようとして、援護している私がいる。
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その、朝食時に読む朝刊に嵐山荒三郎氏の記事に読み入った。改定作業の構想に役立つ内容である。
これと昨日来考察している「お金」の法則から生まれた発想である「エネルギー保存の法則」から、相続による生命エネルギーが何に変換されるのかという疑問や、事業が生命活動だと仮定することからくる連想、すなわち、「交換」「変換」から「分福」への連想など、新しい構想に結び付きそうなアイデアが生まれているが、未だ形を形成しないでいる。
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ニュースとブログの後、僅かな仮眠をして、8時から構想を練りつつ日曜の定例番組を見るも、どうしてもサッカーのリプレイを楽しんでしまう。
明日の大学での講義は、またしても雪に阻まれることにならないよう準備を考える。と同時に雪かきが出来ないことへ申し訳なさから妻に詫びのメールを入れる。
正午のニュースを見つつ、日経のランキングで知った「冷え知らずさんの生姜シリーズ」のスープをすすり、『和解する脳』の読書とグループ法人課税に勉強をする。
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7時前にコンビニで買い物をし、夕食、大河ドラマは『本能寺へ』の回となる。11時半就寝する。