6時50分起床で、昨夜の録画チェックで、「ニート(NEAT)ダイエット」を確認する。ダイエットは勿論、自分の健康のため関心があるのだが、実は、現在開発中のプログラムにも関連するのである。
2007年アメリカ・ミズーリコロンビア大学ハミルトン教授が発表した論文NonExerciseAcitivityThermogenesis(非運動性熱産生)で日常生活でエネルギーを消費する運動意外の身体活動で1日のカロリー消費の40%を占める。
立っているとか座っているだけで消費するエネルギーで私の持論「動物は運動しない。生活するだけ」と同じで小躍りした。
昨日届いた2月4日のプレゼンの主催者からの資料を見るとに会社案内などを当日配布できることが判明した。そんなことさえ、事前に案内がなかったので初めて参加する者は、「そうだったか!」と気づき、この機会にパンフレットをカラーで作成する。
さらに、名刺もカラー化し、写真を入れることにし、両方とも原稿作成から始まって、午後4時までかかる一日仕事になる。80枚の印刷は、家庭用のようなプリンターでJは流石に時間もかかるからである。
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ホテルに向うJRの中で、安岡祟志特別編集委員の「遠みち近みち」のコーナーでの『悲観に疲れた?日本人』と題する夕刊の記事に気付きを得た。
記事はこう始まる。『「悲観は気分に、楽観は意志による」とアランの「幸福論」にある。気分は変わりやすいから、悲観はいつまでも続きはしない。そう思わせる意識調査が、昨年からチラホラ出ている。』
これで、「節約疲れ」の感情が分った気がした。
そして記事はこう書いて終わる。『「幸福論」に、こんな文をみつけた。「寒さに抵抗する方法はただひとつ。寒さをいいものだと考えること」日本人は、悲観にはもう疲れてしまって、失われた20年もいいものだと考え始めたのかもしれない。楽観に向って、うさぎのように跳ぶ2011年になるだろうか。』
アランの「幸福論」は読んだ筈だったが、読み直してみたい気がした。
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さらに夕刊の「文学周遊」で司馬遼太郎の『空海の風景』を採り上げていた。空海の澄み切った偉大さが伝わる作品だった記憶が蘇る。それがサブタイトルに現れていた。「空海だけが日本の歴史のなかで(中略)人類的な存在だった」
記事は、英訳された方のことが書いてあったが殆ど読まず、最後の文章だけ読んで感銘を受けた。
「『空海の風景』は75年に刊行された司馬の代表作のひとつで、『坂の上の雲』を執筆中に構想を練っていた。(中略)『近代日本の浮沈がかかる激闘だった日露戦争を苦心して書きながら、天才・空海の原書や関連資料を読んで精神の安定を保っていたようです」』
手前味噌だが、大作に向う自分が、それから逃れるかのように、読書に魅せられる気持ちはこの作用だと気が付く。
私も、大作を前に、それへの疲れを癒すかのように、同時並行で数本の企画を温めて取材し、資料を集め、読み・・・を繰り返す。その間の収入は途切れるから経済的にも辛くなる。
その営みは、経済的には「投資活動」と一括されるであろうが、やむにやまれぬ「精神活動」であるとも言える。
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チェックインして、荷物を整理しながら、道場六三郎氏の挑戦の物語を鑑賞する。職場でいじめに合ったことが、残る時間でスピーディな調理をしなければならない立場に追い込まれ、それが工夫する源となったと感謝する氏の心に素晴らしいと思う。既に齢80の氏は益々元気である。
ホテルの予約など入れ、朝の番組から得た筋肉の形状記憶から15秒深呼吸による腹筋形成を試みる。
東海税務法務研究会のHPのメンテを行って、コンビニで夕食を求め、ニュースを見つつ食事を摂る。『隠密八百八帖』を鑑賞するも今一と思い始めている。
ブログで本田氏の著書をまとめる作業をして、9時過ぎに就寝する。