半徹夜の後は、轟音の中で寝て、8時15分に起床する。2階のロッカーで小銭を出してきて、余裕をもって200円出してきて自販機の前で、ゼロコーラがその200円であることに驚いた。
暖房の音が煩いけど・・・節約
一夜を過ごしたリクライニングシートの座席は、この僅かの間に、毛布も片付けられていたので、暖房の噴出し音の小さい別の座席でリクライニングを起こして、飲みつつTVを見つつ、震災関係の特集のある週刊誌2誌を読む。新聞と異なって、各方面の著名人のコメントが載っているのが週刊誌らしかった。
TVのジャグリングをしていると10時にBS1の『BS世界のドキュメンタリー「ラストミッション~ハッブル宇宙望遠鏡を救え~」』が目に止り、釘付けになって鑑賞した。
2009年5月、NASAはハッブル宇宙望遠鏡を修理するため、スペースシャトルを派遣した。さまざまな実績をあげた“宇宙の天文台”も故障が相次ぎ、寿命が尽きようとしていたためである。
しかしスペースシャトルの度重なる事故で計画は頓挫していた。このままでは廃棄物になってしまうという危機的状況下、新しいリーダーは修理のミッションを再開すると宣誓する。
修理は大規模でかつ繊細で驚くこと仕切り。NASAにとって最も難しい船外活動といわれたこのミッションの宇宙飛行士が受ける特別な訓練から遂行までの一部始終にプロジェクトを完遂する人たちの情熱が、自らも著書を仕上げるプロセスなどにおけるアクシデントを重ね合わせていた。
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ギリギリまで鑑賞し、11時にチェックアウトする。朝食は食べていないので、ブランチとして栄の王将でいつものメニューで食べながら、この日初めてのメールチェックをする。
数軒となりの丸善で、拙著チェックをすると、税務経理協会の2冊が品切れ状態であった。曽野綾子氏の『老いの才覚』を購入し、岐路に読み込む。
以前から読もうと思っていたのだが、書店で、「備えあっても憂いはある」の項目に今回の震災や先日かけた生命保険のこと等が過ぎってぐっときた。この項目が収まった第5章は「一文無しになってもお金に困らない生き方」も少し気になった。さらに「『折衷』し合える夫婦になる」などの項目が収まった第4章の「晩年になったら夫婦や親子との付き合い方も変える」が購入に追い討ちをかけた。
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酒ビッグに立ち寄って、オールフリーを1ケース購入し、1時に記者し原稿の整理をしつつ、丁度、放送した『グレートサミッツ マッターホルン』を鑑賞する。大好きなアルプスの山、一度は家族で行ってみたいと思っている。下見のように、登山ではなく観光でどこまで行けるのかを考えつつ見る。
ドイツに行った時も思った。お土産の品を買うときのことだ。素敵な品を見つけたけれども、家族と来たときなら思い出になるけど・・・視察旅行では自分だけのこと・・・お土産を買う気にもならなかった。この場合のお土産とは、思い出を共有する品なのだ。
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ライフネット生命保険の就労不能状態を調査したり、のぞみの予約変更をしているとフェイスブックで海外の“友達”から招待状が届いた。当然(?)簡単に行けるはずもなく、欠席の返信をしつつ、英語の内容が判らないままだ。
社員からの相談で、某社の解散清算の打合せとそれに代わる方策の調査をしていると、先輩から電話があった。
先輩も午後からの出勤となったとのことと報告を受けた後、自己株式の質問を受け、直ぐに調査して返事のメールを送る。内容は、無償取得と消却である。
これが、そのまま次の原稿になるな・・・と考えていた。
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書き終えて夕食後にどっと疲れが噴出してきた。気がつけば歯圧痕が久しぶりに出ていた。前回が、従業員持株会の執筆ストレスのあった、2009年7~8月のことだから1年半ぶりだ。しかし新しい原稿を書くと必ずと言っていいほど発症するな~。
8時半に入浴するも、洗う気がしない。そのまま出て、愚駄愚駄しながら思った。「今日は、これで十分だ。しかも自己株式の次の原稿の目途まで付けた・・・と考え、今朝サウナで読んだ下らない小説の続きかのようようにベッド下から掻き出し」た小説を読んで10時過ぎに眠りに落ちる。