5時起床だが、別に私だけではない。今朝は遠出して観光だからだ。モーニングコールの電話があるはずなのに無くて、同室の彼に起こされた格好である。慌てて朝食会場に向うとまだ数人しか居ない。
空港より厳しいボディチェックに驚く
ツーリストの方にモーニングコールが掛からなかったので、他の部屋もそうでは?というと慌ててフロントに行かれた。事実、何かの手違いでそのようだったことが判明した。
ともあれ、出発してバスで4時間の行程、往復だけで8時間の観光の先は、世界有数の世界遺産タジマハールである。
お陰で、しっかり読書ができた。持ってきた『ハイコンセプト』を熟読できた。考えさせられる内容だった。そして、それが目の前のインドで起こっている・・・それを実感できた。
この本を買ったのは数年前だ。しかし殆ど読めていなくて、いわゆる”積ん読”になっていたのだ。今回の視察に合わせて、出発直前の偶然で、あるメールで「そう言えば、この本、持っていたゾ」と気が付いて鞄に忍ばせたのが大正解だった。