今日は、インド最後の視察日だ。ここで、私にとっての今回の視察の最大の"リアル"を得た。(注:これを後日<5月2日>のメルマガの内容とした。>
インドでソフトを作る・・・すると国際的には失業が生まれている。その原点的風景が目の前にあって戦慄した。
朝食の前に一人先に起きたので、机に向かって、昨日の読書三昧の結果を1分のスピーチにまとめる。そして同室の方と朝食に向かってM&Aの儲かるお話を伺い興味深かった。それにしても関係の重要性を思ったものだ。
8時にチェックアウトの手続きをして、1時間に亘り、ホテルの会場でジブラルタル生命の保険の研修を受けた。
ここまできて、日本でも受けられそうな研修でもなかろうが・・・と「は?」と思いつつ受けたが、内容は興味深かった。一般的な研修とは異なり、レジュメはしっかりとした論文で好感が持てた。
これがパンフレットだったら、ガッカリだったろう。しかし、その内容の良さは他の方に分かったかどうか分からない。恐らくは退屈ではなかったかと心配したが、他の方に感想を聞くことは無かった。
他の人がどうであれ、自分にとっては価値ある内容だった。だから講義をしてくれたKさんには、率直に感想を述べた。
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ニューデリーの町を1時間ほどバスで移動して、IT会社に到着した。これが冒頭で書いた会社だった。短時間だったが得るところは多かった。
午後は、予定変更で、インドの財閥の方とお会いできることになった。これが不動産開発の財閥で、そのドンはまさしくマフィアのボスのような風格がある。
億ションを見学させて頂き、ここでも軽食が出てお腹一杯になる。しかし不動産の施工自体は日本に比べると雑で、同行したメンバーの中の不動産会社の社長に聞いてみてもその感想は同じであった。が、現地でそれでよければ、それもまたひとつの情報である。
ジャパンシティ建築への賛同書に署名する。
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